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調理業界>シェフ>

キッチンスタッフ

小野寺晶子さん1986年生まれ
高校卒業後、調理師を目指し調理師専門学校に入学。2年間学び調理師資格を取得。ノボテル札幌25Fにある和洋鉄板焼レストラン 21CLUBに就職して2年目。現在、仕込みから調理、サービスまでをこなし、お客様から指名されるまでに成長。
どんな状況であれ、お客様の前では
笑顔とプロの誇りを忘れずにいたい

調理のスペシャリストとして活躍するのが調理師の仕事。おいしい料理を作るだけでなく、栄養や衛生面にも気を配り、食材や調理法など食品に関する幅広い知識が求められる。甘くはない世界だが、その分、やり甲斐も大きい。「お客様に満足していただけるよう、常に100%を目指したい」という小野寺さんは、キャリア2年目。仕事への熱い思いなどについてに聞いてみました。



学べる学校一覧

>>きっかけ
はじまりは父の育てた豚肉への思い
 この世界に入ったには、父の影響が大きいですね。自営業で養豚をしているのですが、子どもの頃から父の仕事を見ていて、食のありがたさや、体によい食材の大切さなどを痛感していました。そんな父が丹精込めて育てた豚肉を私が調理し、たくさんの人に喜んでもらいたいと思ったのが、そもそものきっかけです。
 最初は食品加工の仕事を目指していたのですが、でも、加工品となると勤務先が工場とかになるんですね。できれば消費者の近くで仕事をしたいと思っていたので、それで、目の前でお客様に食べていただける調理師の道に進もうと思ったんです。
 調理師学校では、いろんなことを学びましたが、料理は時間との勝負で、楽しむ余裕などなく、毎日仕込みに追われる大変さを思い知らされました。想像以上でした。でも、一番大きかったのは、同じ方向を目指している友だちができたことです。同じ悩みを持つ友だちがいることで、すごく励みになったし、救われたことは多いですね。 

>>職業について
料理とサービスの両方を兼ね備えてこそプロ
 鉄板焼レストランの場合、厨房で仕込みや調理するだけでなく、直接お客様と接しながら肉を焼いたりしていくので、味はもちろんですが、サービス面でも満足していただけるよう、気を配らないといけません。接客しながら、お客様が望まれていることを素早くキャッチすることが大切なんです。1組のお客様に調理師が1人つくシステムで、その方の食事の時間がすべて私にかかっているわけですから責任重大です。
 でも、はじめてお客様を担当した時は、サービスどころではありませんでした。習ったことをきっちりこなし、どれだけおいしいものをお客様に提供できるかということで頭がいっぱいで、会話する余裕すらありませんでした。後で、料理長に「表情が堅い、怒っているのか」と、注意されました。きっと料理に集中していてガチガチだったと思います。
回数を重ねるうちに、自然に会話できるようになり、今はお客様との会話がすごく楽しくて、コミニュケーションをとることにより、お客様が何を求めてらっしゃるかが、どんどん分かるようになってきました。小さな気づかいもできるようになったと、自分では思っています(笑)。 

>>こんな苦労も
生傷の絶えない手が誇りに
 朝から深夜まで、ほとんど立ち仕事なので、最初の頃は、足が痛かったり、腰が痛かったり、あっちこっち痛かったりしましたが、今は慣れてきました(笑)。ケガも多くて、女の子の手とは思えないほど、手には切り傷や火傷などが絶えないのですが、できなかったことができるようになったり、お客様にほめられた時には、何ごとにも変えられない喜びがあります。それが大きな自信になります。
「おいしかった」とか、「また来ます」、「ありがとう」などと声をかけていただけると、傷の痛さなんか吹き飛びます。お客様から元気をもらっている感じです。だから傷だらけの手は、調理師としてのシンボルであり、誇りだと思っています。 

>>やりがい
指名していただけるのが最大の喜び
 一番うれしのは、お客様に指名された時です。レストランはいい場所にあり、少しお値段は高いのですが、料理も雰囲気もサービスもすごくいいんですね。そのレストランの調理師の中で、私を選んでいただけるということがすごくうれしくて、この仕事を選んでよかったと思える瞬間です。
 正直、きびしい世界なので、叱られることも多く、悩むこともあります。でも、叱ってくれるのも、私のことを思ってのことだし、何もいってもらえなくなったら最後だと、プラスに考えるようにしています。
 大事にしているのは、職場にいる限り自分は調理師だと自信を持ってやるということ。厨房ですごく叱られて、ヘコんでいても、お客様の前では笑顔を忘れたくないと思っています。先輩たちからは、ほめてもらえることなんてないのですが(笑)ほんのささいなことでも、自分が気をつけていたことを認めてもらえると、やる気が倍増します(笑)。 

>>最後に
いつか父の夢の手助けをしたい
現在の職場は、とてもいい環境で恵まれていると思いますが、ずっと続くわけではないと思っています。これからもっといろな経験を積んでいきたいし、常に自分を高めてくれる環境にいたいと思います。
 今は、将来のことより、どれだけ先輩たちに近づけるか、目の前のことで精一杯ですが、できるのであれば、いつか父の夢を叶えてあげたい。父も昔、調理師を目指していたことがあって、自分の育てた豚肉や安心して食べられる食材を使って、小さなレストランを出したいといっています。父の夢が実現できるように、何か手伝いができればいいなぁと思っています。そんな日を迎えられるように頑張っていきたいですね。 

天職人データ
収入: 調理師全般にいえますが、仕事内容からするとあまりよいとはいえないかもしれません。けれど、お金のためというより、それ以上に大切な「やり甲斐」を求めて働いている人が多いと思います。
勤務時間: 日によって異なりますが、だいたい朝の8時くらいから夜の11時、12時くらいまで調理場にいます。休みは月に7回です。
趣味: 自分を磨いたり、趣味を持っていたりしている女の人ってすごく魅力的だと思うのですが、なかなか時間がとれなくて…。そういう時間を作りたいですね。休みの日は友だちと会って、お茶したりご飯を食べに行ったりします。


勤務しているレストラン“21CLUB”の店内。


目の前で調理。出来たてを召し上がって頂きます。

 

天職人データ

7:00
起床
身支度をし、ヨーグルトなどの軽い朝食をとり出勤。
 
8:15
職場に到着
まずは掃除。その後、仕込みをして、ランチの準備。
 
11:30〜
14:30
ランチタイムの営業
営業時間中は息つく暇もなく大忙し。ランチタイムが終われば、引き続き夜の仕込みに入る。
 
16:00
休憩
従業員食堂で、仲間と食事。ほっと一息つける瞬間。休憩後は、予約状況や注意事項などをチェックし、ディナーの準備にかかる。
 
17:30〜
22:30
ディナータイムの営業
閉店までフル回転。お客様が帰った後も、鉄板磨き、掃除などの雑務が待っている。
 
23:00
帰宅
長い1日もようやく終了。自宅までは電車で15分の距離。忙しい時は、帰宅が深夜1時や2時になることも。

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