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山下尚美さん1969年生
ショクギョウ:視能訓練士/勤務先:大阪市内の眼科医院 キャリアプロフィール:眼科検査助手として10年、視能訓練士としては2年のキャリア。 |
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患者さんから「相談しやすい」
と思ってもらえる存在に。
目に異常を感じて眼科に来院される患者さんは年々増加しています。症状を聞き取り、どのような検査が適切かを判断して行い検査結果をドクターに提供するのが視能訓練士の主な仕事。 |
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>>きっかけ
パワーの源は「好奇心」
高校を卒業して、スイミングスクールのインストラクターになりました。仕事に対して不満もなかったし、それどころか遣り甲斐や楽しさを感じていましたよ。でもある時、総合病院に勤めていた知り合いの眼科医から、「独立して開業するので手伝いに来てくれないか?」という誘いを受けたんです。迷いはありませんでしたね。もともと好奇心旺盛な性格ですし、今までに経験したことのない世界を覗いてみたくて、二つ返事でお引き受けすることにしました。とはいうものの、やはり未経験の私にとってはわからないことだらけ。正直なところ、「手伝うっていっても、どうせ受付業務ぐらいだろう」という思いがあったんですけど、いざ勤めてみると、視力や眼圧の測定などもこなさなければいけなくって。ただ、先ほども言いましたけど、私の取柄は好奇心が旺盛なところ。覚えなくてはいけないことも多かったけど、それを「大変」だと感じたことはなかったですし、やればやるほど仕事に興味が湧いてきて、しだいに資格を取りたいと思うまでになったんです。 >>チャレンジ
遅いスタートに迷いもあったけど
眼科で働き始めてから、気がつけば10年経っていました。相変わらず、専門学校で視能訓練士の資格を取って仕事の幅を広げたいという思いはありましたけど、その反面「仕事を続けながら4年間も学校へ通えるんだろうか?」という不安と、「資格が無くても携われる業務はたくさんあるじゃないか」という思いもありました。やっぱり、社会人になって10年以上も経ってから、また学校に入学するっていうのは、かなり勇気のいることなんですよね。今までは興味を持ったことや、やりたいと思ったことがあれば、すぐに行動に移していましたけど、あの時ばかりはなかなか一歩を踏み出せずにいたんです。そんな時、院長に「これからは絶対に資格者が必要になってくる!」と言われました。その言葉で迷いが吹き飛んで、「どうせやるなら、どこまでできるのか自分の力を試してみよう」と思い、晴れて専門学校へ入学することになりました。 >>職業について
資格を取って変わった、
眼の検査と一口に言っても、実は数え切れないほどの種類や方法があるんですけど、視能訓練士の資格を取るまでは、ドクターの指示に従って、言われたことを言われたままにこなすだけの毎日でした。でも、資格を取ってからは、患者さんの状態をチェックしてどんな検査が必要なのか自分で判断ができるようになりました。仕事に対する思い どんな仕事でも同じだと思いますけど、指示されるのを待っているのではなく、自分で考えて行動できるようになると、やっぱり楽しくなってくるし、遣り甲斐も感じるようになりますよね。だから、資格を取って本当に良かったと思います。ただ、資格を取るために「眼そのもの」や「眼の病気」などについて詳しく学んだことで、「自分がどれほど責任重大な仕事に携わっているか」を初めて知り、急にプレッシャーを感じるようになって仕事をするのが怖くなった時期もありましたけれどね。今ですか?もちろん大丈夫ですよ。知識をつけたことがかえって自信につながっています。 >>今後
人と接する仕事だから
患者さんが病院に来て、一番最初に相談をしたり症状を訴えたりするのは、ドクターではなく視能訓練士です。だから、患者さんから「相談しやすい人だ」と思ってもらえる存在であり続けたいと願っています。また、私は毎日同じような検査をしているので、ついつい機械的で単調な仕事ぶりになってしまいそうになるけど、患者さんにとって検査は初めてだったり、不安なことなので、常に「初心」を忘れず新鮮な気持ちでていねいに検査を行うよう心がけていますね。 そして今後は仕事だけでなく、後輩の指導にも力を入れていきたいと思っています。今もすでに、母校である「大阪医療福祉専門学校」でチューター(講師の助手)をしているんですよ。
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