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鍼灸師(はり師・きゅう師)

柏尾雄祐さん1982年生
ショクギョウ:はり師(鍼灸師)/整骨院ありす キャリアプロフィール:鍼灸専門学校を卒業し、国家資格を取得。整骨院、鍼灸治療所、リラクゼーションマッサージ店などでの見習い助手を経て、(有)SIRIUSに就職、整骨院ありすに勤務
東洋医術に基づき、ハリを打って自然治癒力を高め、身体の不調を調整

金属製の細いハリをツボと呼ばれる経穴に刺し、苦痛を和らげたり体調を整えるはり師。きゅう師の資格もあわせ持ち、鍼灸師として活躍している人が多く、柏尾雄祐さんは「修得した技術で人に喜ばれる仕事。これからも勉強し続けます」と意欲的です。



学べる学校一覧

>>きっかけ
腰痛を取り除いてくれた鍼灸に興味を抱く
子供の頃は虚弱体質の腰痛持ちで、母と一緒にずっと鍼灸整骨院に通っていました。その頃は鍼灸のことはあまりよく知りませんでしたが、施術してもらうと痛みが取れ、体がとても楽になりました。高校生になり将来を考え始めたとき、僕も人の体を治す仕事に就きたいと、鍼灸にがぜん興味を抱き、専門学校へ進学することにしました。
病理学や衛生学、現代の東洋医学などの知識や、鍼灸の技術を修得するの時間がかかり大変でした。でも、やりたいことだったので、高校時代とは違って勉強が楽しかったですね。 

>>職業について
はり師ときゅう師、両方の資格取得で鍼灸師
鍼は中国で生まれた治療技術です。人間の体に300以上あるといわれている経穴(ツボ)に物理的な刺激を与え、人間の本来持っている治癒力を高め、痛みを緩和したり、さまざまな効果を上げます。
まず患者さんに問診した後、触診し、症状を確認。体の中のしこりや異常を指先で感じ、ツボに鍼を打ちます。症状に合わせて深く浅く、あるいは斜めに打ち、回したり上下させたり、打ち方を変えます。適応症は神経痛、腰痛、五十肩、鼻炎、胃炎、便秘、頭痛などさまざまで、病気に関する知識も必要です。また症状によって鍼治療と併用するのが「きゆう灸治療」です。
国家試験の共通科目の多い2種の免許は同日に受験可能で、大半の人が両方の資格を取り、「鍼灸師」として活躍。患部を温めた方が良い場合はもぐさなどを使った灸を用います。
また治療以外にも、保険業務などで医師の同意が必要であるなど、他の医療・福祉機関との連携も大事な仕事の一つです。 

>>こんな苦労も
患者さんとの間でジレンマに陥ることも
症状によっては一度で治らない場合も多く、何度も通院してもらわないといけないので、「できるならば、一度の治療で楽にしてあげたい」という気持ちになります。技術をもっと磨き、慢性的な疾患でも早く直してあげられるようになりたいですね。
また、患者さんは主な症状だけ治ると、もう来院されなくなることも多く、ほんとは他のところも治療して、もっと良くなってほしいのですが。無理強いもできないし、そんなジレンマもあります。
 学校を卒業し、国家資格を取ったら、それで一人前というわけにはいきません。鍼灸師は独立開業が可能な国家資格なので、すぐに開業もできますが、医師でいうインターンのように、先達の先生のもとで経験を積み、技術を研鑽していくのが大事だと思います。 

>>やりがい
患者さんの「ありがとう」の一言で、苦労も報われる
以前、女性で腎臓を患い尿が出にくく、膀胱炎によくなる患者さんが来られたとき、自分が長年学んできた鍼を用いて施術した患者さんから、「ありがとう」と言われ、「よかったですね」と応えるのが一番嬉しいときです。
今日も「腰痛で夜も眠れず辛い」と言って来られた患者さんから「腰に鍼を打つの?」と怖そうに尋ねられたので、「腰以外に手足にも打ち、血液の循環や筋肉のバランスを整えましょう」と説明して施術したら、すぐに痛みが取れました。
学んできた東洋医学の理論の素晴らしさを再認識することも多く、自分のやってきたことは無駄じゃないと実感できて、うれしいですね。 

>>最後に
体だけでなく心に触れる大切さをわかる人に
鍼を知らない人は痛いというイメージがあり、最初は治療を拒む方もいます。そういう患者さんには「鍼は衛生的で、臨床においても素晴らしい効果を上げています」と十分説明し、納得していただく必要があります。また東洋医学は対症療法と根本両方のバランスが大事という考えですから、その人の生活習慣や性格なども考慮して治療にあたります。ですから、鍼灸師には技術だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。
鍼はマッサージが上手な人、人の体に触れてしこりや不調がすぐ分かる人がやはりうまいのですが、才能やセンスだけでなく、大切なのは努力することです。そして、鍼の施術や会話を通し、体だけでなく心にも触れてこそ、病を根本から直すことができると思います。
多くの患者さんは、病気の原因の一つにストレスがあります。私の将来の目標は、来院された患者さんがリラックスできる環境を備えた治療院を開設し、「健康とは何か」を突き詰めていくことです。そんな人生のテーマも考えさせてくれる仕事です。 

天職人データ
給与: 資格取得後の初任給は約15〜20万円。人の役に立ち、努力を怠らずに能力を高めていけば、将来につながる職業であると確信しています。
趣味: 食べ飲み歩き、見知らぬ場所の散策


ハリは1回1回使い捨てる。


腰痛の患者さんに鍼を打つ。


問診で症状を詳しく尋ねる。


受付も笑顔で。


カルテや保険申請書の作成も仕事。

 

天職人データ

8:30
出勤
健康保険を適用するには医師の同意が必要なので、書類等を作成し、医院に立ち寄ってから出勤する場合も多い。
 
10:00
治療
症状に応じて、柔道整復師や他の鍼灸師たちと患者を受け持ち、鍼、灸、マッサージなどの治療をする。この日は昼食までに10人の患者さんに施術する。
 
12:00
昼食
昼食、休憩。
 
15:00
治療
午前中に引き続き治療。15人ほどの患者さんをみる。8:00に受付終了だが、9時頃までかかる日が多い。カルテ作成や受付、会計などもする。
 
21:30
終了
後片付けをして終了。

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