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映画業界>映画製作者>

脚本家

荒井修子さん1975年08月生
ショクギョウ:脚本家(ドラマ)/フリー
キャリアプロフィール:『弁護士のくず』や『きらきら研修医』を担当するなど活躍中。
体力、そして精神力。
芯を貫くタフな物書き業。

映画やテレビの元になるのは、脚本。原作ありきの場合もあるが、それでも改めて書き起こす。物語の作り手、それが脚本家と呼ばれる人たちである。
脚本家は作品の骨格をつくる職人。「駆け出し」から「センセイ」レベルまで様々だが、ひとつの作品を仕上げるために取材や調査、ひたすら推敲と、みな計り知れない労力を費やす。『弁護士のくず』や『きらきら研修医』を担当するなどテレビ業界で活躍する荒井さんに、デビューのきっかけや実情を聞いた。



学べる学校一覧

>>きっかけ
ADしながら学校へ。
コンペで勝ち取ったデビュー。
もともと舞台の演出家志望でした。演劇部に入っていたわけではないのですが、中学生の頃から観劇が好きで、大学も演劇学科に入学して演出を学びました。でも就職は「入社するならここ」と決めていた演劇関係の会社がその年の採用を見送ることになり、ドラマの制作会社に入りました。
入社するとバラエティ番組に配属されましたが、やはりドラマへの思いは捨てがたく、悩んだ結果、会社は1年で辞め、時々ADの仕事をしながら脚本家を目指してシナリオ学校に通い始めました。脚本家は独学より学校出身者の方がわりと多いように感じます。
そのうち学内のコンペを通過したことがきっかけになって、晴れてデビューとなりました。今は連続ドラマ全10〜12回のうち数本を担当する駆け出しの私ですが、いずれは1クールすべて担当させていただけるようになりたいと思っています。 

>>仕事について
脚本の面白さ。
人の手によって膨らんでいく感動。
映画の場合だと、お客さんはすでにお金を払っているので、よほどのことがない限り最後まで観てくれます。でも、テレビの場合だと面白くなければチャンネルを替えられる、もしくはテレビを消されることもある。だから、いかに最後まで見てもらう工夫をするか、連続の場合、来週まで興味を持続してもらうかも重要だと思います。
テレビの脚本は小説などとは違って、それ自体が完成形ではなく、プロデューサー、監督、出演者の方々の手でどんどん膨らんでいきます。それがシナリオを書く上での楽しみでもあると思います。ですので、完成したVTRを見せてもらうときは、どういう風になっているか、本当にドキドキでとても楽しみです。場合によりますが、連続ドラマの脚本は最終回まで書き終えてから撮影を始めるのではなく、はじめの数本を書いてから、撮影と並行して最後まで仕上げることが多いのではないでしょうか。 

>>こんな苦労も
仕事を楽しむために健康管理。
体力勝負のタフな日常。
書きながら、撮りながら、ということはスケジュールが厳しくなることもあります。常に締め切りを気にしながら仕事を進めていくので、健康管理も大切だと思います。
私も生活が不規則になりがちで、一日何も食べないで書き上げた後、夜中に食事したり、書きながら夜中に甘いものを食べ過ぎたりすることもあります。でも、やはり身体が資本なので、最近は気をつけて青汁を飲んだりバランス良く食事をするように心がけています。
体調がよくないと、頑張りがきかないですから。ちょっと大変だなと思うときこそ楽しんで仕事できるように、身体のメンテナンスや短時間で効果的にリフレッシュする方法など、自分の中でチャンネルを増やしていけるといいと思っています。 

>>やりがい
遠くの友達も観てくれる。
やっぱり凄いテレビの力。
大変さもありますが、その分やりがいも感じます。例えば、遠くに住む友達が自分の書いたドラマを観てくれて、感想をメールしてくれたりすると嬉しいですね。テレビって遠方でも同じ番組を放送していたりしますから、本当に励みになります。
また、電車で自分の手がけたドラマが話題に上っているのを耳にすることもあります。「ドラマどんなの見てる?」「月曜はあれで、火曜はこれで」なんて。その人の生活に組み込まれているなんて、凄いことだと思います。つくづくテレビは生活に密着しているんだなと感じますね。 

>>最後に
何があっても、やめない。
何より大事な精神力。
脚本を書かせていただければ書かせていただくほど、その責任を強く感じます。
デビュー当時は、発注をいただいたら出来るだけ早く仕上げるように心がけていました。良いものを書くということはもちろんですが、新人ですので、「仕事が早い」ことを特徴にしようと思ってやっていました。でも、早いだけで内容が伴わないのもいけないですし、バランスよくスキルをつけられたらいいですね。
自分より凄い人はたくさんいると思います。シナリオ学校に通っていたときも、一流企業の社員の座を捨ててこの道に挑んでいる人もいました。優秀な人が次々と出てくる職業だと思うので、努力を怠らずにとにかく頑張る、続けるんだという気持ちも重要だと思います。何があってもブレない、辞めない、そういう姿勢を保ち持ち続けることも大事でしょうね。 

天職人データ
収入: 報酬は1本単位で。連ドラ1クールすべて担当したら、場合によると思いますが、1年間位は何とか生活できるのでは?(贅沢さえしなければですが)。


これまで手がけたドラマの脚本。『弁護士のくず』や『きらきら研修医』など。


基本的に作業は自宅で。ただしホテルにカンヅメになるときはノートPCを持ち歩く。


スケジュールは手帳で管理。


打ち合わせはテレビ局や制作会社で行うが、カフェで腰を落ち着けてすることも。


ちょっとした小物への気づかいにも、荒井さんの生活が透けて見える。


口が寂しいとき用に、タブレット系を常備。最近のお気に入りはロシア製のチョコレート。

 

天職人データ

08:00
起床。朝の連続テレビ小説を見ながら朝食。
 
08:30
メールやネットのニュースをチェック。
 
10:00
自宅で仕事開始。今日は締め切り日じゃないので比較的余裕。
 
14:00
都内のテレビ局で打ち合わせ。
 
18:00
帰宅後、仕事再開。(合間に放送中のドラマを観たりも)
 
翌04:00
気付けばこんな時間。ようやく就寝。

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