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法律・経済・経営>法律>

弁護士

中川正義さん1974年生まれ
大阪大学法学部卒業後、関大法科大学院修了。父が所長を務める法律事務所を共同経営し、民事事件、企業法務案件、刑事事件などさまざまな分野に取り組む。大阪弁護士会所属弁護士として自治体などで行われる出張法律相談も担当。
社会的正義のために、
時間も力も惜しまず、
積極的でありたい

法律事務所を経営し、民事事件、企業法務案件、刑事事件など、さまざまな分野に渡って同時に数十件を担当している中川さん。同じ事件はふたつとないだけに、どの事件にも細心の注意を払い、全力で取り組んでいます。



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>>仕事選びのきっかけ
父の仕事ぶりに影響されて弁護士に
父が弁護士なので、その後ろ姿を見て育ち、幼い頃から弁護士を目指しました。家では仕事の話を一切しない父ですが、知らず知らずのうちに、仕事ぶりを感じて育ってきたのでしょう。人に感謝されるやりがいの大きい仕事だという認識は、特に大きかったですね。とはいえ司法試験は難関でした。法律そのものが多いので、学習すべき内容が膨大。何年もかけて勉強している間には、法律が改正されてしまうことも多く、もう一度頭に入れ直さなければならないこともありました。

私の父は法律事務所の経営をしているため、一緒に働いて直接指導してもらいたいという気持ちは持っていました。現在は父と私と客員弁護士の方の3名体制で、民事事件、企業法務案件、刑事事件など、さまざまな分野に取り組んでいます。数十件を並行して担当することも少なくありません。解決まで数年かかることも多々あり、根気と情熱を要する仕事だと思います。 

>>今の仕事について
体力や時間を惜しまず徹底的に闘う
一日のスケジュールは仕事の内容次第なので、出勤時間を含めて自分の判断で決めて行動しています。一日に何回も裁判所に足を運ぶ日もあれば、依頼者と一日中打ち合わせという日も。遠方の裁判所に出廷する場合もあります。さらに事件の現場調査、刑事事件で逮捕・勾留されている人の接見に行くとなると、場所も時間もさまざま。法律相談や講演会の依頼に応えることもあります。

こうしたスケジュールの間をぬって、メール返信、ファックスチェック、電話などの時間も確保しなければならないため、過密スケジュールになる日もあります。接見から戻れば記録した内容に基づいて裁判所に提出する書面を作成しなければなりません。事件記録は膨大ですから、事務所を出るのが終電近くなることも、休日出勤して仕事をすることもよくあります。それでも弁護士という仕事は社会的正義のために働くという信念に基づいていますから、体力や時間を惜しまず、徹底的に取り組んでいます。 

>>社会的正義の実現について
記章は弁護士の魂を表している
司法試験に合格し、弁護士としての第一歩を踏み出した時、弁護士の記章をはじめて胸につけることができます。外側にひまわり、中央に秤があしらわれた記章のデザインは、弁護士という仕事の象徴。ひまわりは自由と正義を、秤は公正と平等を追い求めることを表しています。私は弁護士登録を済ませると同時に、大阪弁護士会民事介入暴力対策等委員会の委員としての活動を始めました。いわゆる「民暴(みんぼう)」対策、つまり暴力団の撲滅に関わる活動です。これまでに暴力団事務所の明け渡し事件などを担当しました。弁護士になったからには、社会的正義の実現が任務だと感じています。さまざまな形で、自由と正義、公正と平等を追い求めていきたいと考えています。 

>>やりがい
感謝される喜びは何にも代え難い
どんな事件にも、様々な立場でたくさんの人が関わっています。人と深く広く関わりが持てるというのは、充実感につながります。もちろん相手のあることなので、思い通りにならないことも少なくありません。見通しが困難な事件であれば、それを十分説明しつつ進める必要もあります。重要な事実を聴取したり証拠を収集するには、かなりの努力が必要です。でも、そうした難関を乗り越え、事件が解決して感謝される時の喜びはひとしお。「先生に担当してもらって、本当によかった」と言われた時は、努力してよかったという感慨でいっぱいになります。 

>>心がけていること
人の気持ちを察し、いつも全力投球
司法試験の勉強は苦労の連続でしたが、弁護士になってからは「あの時の苦労は必要だったし、とても小さなことだった」と考えることが増えました。というのも人権を扱う仕事ですから、苦労を経験して人の気持ちや痛みをわかる人でなければ適切な解決に導けない事件もあると思うからです。さらに依頼者のほとんどが、人生を揺るがすくらい大変な事件と関わって弁護を必要としている人たち。それに比べれば司法試験を乗り越えるための苦労など、本当に小さいと感じずにはいられません。だから心がけているのは、どんな事件であっても、一生懸命に取り組むこと。これから司法試験にチャレンジする人にも、学業での苦労は全て自分の将来のチカラになると思って頑張ってほしいですね。 

>>これからの抱負
人間力を含めた総合力を高めたい
同じ事件はふたつとなく、全て異なっています。そのため毎回細心の注意を払い、具体的な事情を聞いて適切な法律やサービスを選びとらなければなりません。それぞれの人生に関わっていますから、ひとつ一つの事件を大切に解決させていきたい。それには総合的な力が必要です。先ほども言いましたとおり、依頼者や関係者からの聞き取り、証拠収集は欠かせません。証拠収集のために弁護士自ら足を運ぶこともよくあります。また基本的な法律は頭に入っているものの、時には改正されることもありますので、事件を担当する際には必ず法律や文献の調査をします。業界の特殊性に応じた商慣習法のようなものもありますので、事件ごとに入念に調べながら慎重に取り組んでいきます。また、様々な関係者と面談、交渉をすることもありますし、相手方や関係者の気持ちや立場も汲みながら事件解決への糸口を模索します。このように、弁護士というのは人間力を含めた、さまざまな力が求められる仕事。これからも総合的に力を高め、期待に応えられる弁護につなげていきたいですね。 

天職人データ
収入: 弁護士が依頼者から頂く相談料、着手金、報酬等は各弁護士事務所の報酬規定に基づいて適正に決められています。
休日: 決まっていません。基本的には暦どおりですが、土日どちらか休むこともあれば、両方出ることもあります。
趣味: テニス、草野球。


胸の記章は、自由と正義、公正と平等を象徴しています。記章の裏面には、日本弁護士連合会の弁護士登録番号が刻印されています。


弁護士の職印は、裁判所に提出する書類など弁護士として作成する書類に押しています。


訟廷日誌は必携アイテム。裁判や打ち合わせの日程などを記入し期日や予定の管理をしています。また、訴状の印紙代、各種申し立て手数料や関係機関の連絡先一覧などが記載されており、重宝しています。


愛用している事務所のネーミング入りA4版メモ用紙。ファイルしやすいよう左あき、左とじ。事件当事者からの聞き取りメモ、裁判所でのメモなどを書き込みます。様々なメモ用紙を試しましたが、現在のメモ用紙が一番書きやすくこれにたどり着きました。


裁判所に事件記録を膨大に持っていく必要があるため荷物が多いのも仕事の特徴。出張でなくても、裁判所や弁護士会にキャリーバッグで移動することもよくあります。

 

天職人データ

出勤
事務所への出勤時間は日によってまちまち。電話連絡票とメールのチェックから一日が始まります。
 
10:00
裁判に出廷
裁判がある日は徒歩で大阪地方裁判所へ。裁判が始まる10分前に到着。 遠方の裁判所であれば新幹線や車で行く場合もあります。
 
11:00
依頼者と打ち合わせ
裁判がない日など、何時間もかけて打ち合わせをしている場合もあります。
 
12:00
昼食
30分以内で済ませられるようにしています。食事時間を確保できない日もあります。
 
12:30
事務所にてファックスのチェック、メール返信など。
 
13:00
依頼者と打ち合わせ
打ち合わせが入らない場合は、裁判所に提出する書面の作成や、法令や文献の調査に取り組みます。
 
15:00
裁判に出廷
担当する裁判がない日と、1日2回ある日など、まちまち。
 
16:00
法律相談を受ける
事務所で受け付ける場合と、大阪弁護士会や自治体などで出張法律相談を受け付ける場合があります。
 
17:00
接見
被疑者と接見するため、警察署に出向きます。
 
20:00
書類作成
主に、裁判所へ提出する訴状・準備書面や、事件の相手方と取り交わす示談書などの書面を作成します。

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