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ペット・動物業界>動物トレーナー>

アニマルトレーナー

坂井有希さん1986年生まれ
専門学校卒業前から早期就職システムを利用して有限会社アニマルエスコートサービスに入社。「何より動物が快適にすごせるようにしたい」をモットーに、大阪府のひらかたパーク内にある「どうぶつハグハグたうん」での勤務を中心に、各地の施設で活躍中、職歴3年目の22歳。(2008年7月現在)
大好きな動物と一緒に
お客様へ感動を届けたい

動物との信頼関係を築き、人々に驚きと感動を与えるアニマルトレーナー。意外にも女性の活躍が目立つお仕事です。幼い頃から鳥や小動物が大好きで、夢だった職業に就いて日々頑張っておられる坂井有希さん。実際にトレーニングの様子を披露していただきながら、仕事内容や動物達の習性など、様々なエピソードを交えてお話いただきました。



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>>きっかけ
漠然とした夢を現実にするために
昔から鳥やうさぎを飼っていたこともあり、将来は動物と触れあえる仕事に就きたいと思っていました。高校卒業後の進路で悩んでいた時、先生から、「動物にかかわるのは趣味でもいいんじゃないか」ってアドバイスを受けたんです。でも私自身は好きなことを仕事にしたいという気持ちが強かったので、動物のことを学べる専門学校に進むことにしました。入学前は、ただ動物に関われる仕事に就ければというのが漠然とした夢でしたが、ある時、学校の授業で、姫路セントラルパークの鳥のフライトショーを見に行く機会があり、全長70cmもあるようなルリコンゴウインコがトレーナーの合図一つで腕から腕へと飛び移るのを目の当たりに。とても感動して「私がやりたいのはこれだ!」と強い衝撃を受けました。そこからは、仕事内容も就職先も的を絞って活動し、現在の会社に出会えたんです。 

>>職業について
鷹やフクロウ。
「猛禽類」のトレーニング
大きく分けて、飼育・トレーニング・ショーの3つが主な仕事です。どうぶつハグハグたうんでは、犬や猫などの他に鷹やフクロウなどの猛禽類、アルマジロやアルパカなどの珍しい動物ともふれあえるのですが、私は主に猛禽類を担当しています。猛禽類には餌を与える時間というのは無く、狩りの習性を利用したフライトショーのトレーニングをしながら餌を与えます。二人一組になって、一人の腕から餌を持っているもう一人の腕へと飛ばすんですが、空腹でなければ飛ばないし、空腹すぎると弱ってしまうのが難しいところですね。そこで、餌の量を5g単位で調整したり、胸筋のつき具合を手でさぐったりとベストな体重を毎日チェックしているんです。動物のコンディションを良い状態に保ち元気に飛んでもらうために小さな努力は欠かせません。
今は、担当の鷹(通称なっちゃん)がフリスビーを空中キャッチする技にチャレンジしています。まだまだ練習中ですが、いつかは、どうぶつハグハグたうんでのショーや全国各地のイベントでお披露目できたらと思います。 

>>こんな苦労も
始めた頃は、よく泣きました
猛禽類のフライトショーは野外で行うことも多く、イベント場所の環境によって飛ばし方を計算しなければなりません。風向きによって立ち位置を変えたり、お客様が横切ろうとしていないかなど細心の注意も必要です。
仕事に就いて間もない頃、トレーニングと全く同じ場所で同じ飛ばし方をしたのですが、風の方向が真逆になっていたんです。もちろん鷹は全く予定と違う方向に飛んで行ってしまい、先輩から「君は全く理解していない!」とすごく怒られました。自分のミスでトレーニングやショーが失敗した時や、動物にケガを負わせてしまった時など、悔しくてよく泣きました。けれど、とても知識があり尊敬する先輩達に教わりながら、今は一つ一つの行動に頭を使うようになり、周りのことに気を配れるようになりました。責任感も増し、ショーを見たお客様に喜んで頂けることをとても誇りに思います。 

>>目標とこれから
技や他の動物にもチャレンジ
最近は、猛禽類の他に犬のトレーニングも行っています。今はフリスビーですが、上達のコツは、技に失敗しても決して怒らないことです。犬はフリスビーの練習を遊びだと思っているので、とにかく何度でも投げては、走って、ジャンプして・・・を繰り返します。一緒に息が切れますよ。そして上手くできたら思いっきり褒めてあげるようにしています。また、お客様により楽しんでいただくために、動物達の活躍が引き立つような見せ方やMCの上達に力を入れていきたいです。
今は、イベントが無事終了することが「うれしい」ですが、将来的には、自分が一から育てて訓練した動物でショーを行ったり、今担当している以外の動物のトレーニングに挑戦するなど、目標がたくさんあります。 

>>後輩達へ一言
好きだという気持ちが、
未来の自分を現実にする。
動物の飼育やトレーニングは、動物が好き!という気持ちがなくては出来ません。ショーという華やかな面ばかりでなく、ゲージやおしっこの掃除、なかなかトレーニングが上手くいかないときのジレンマもあります。動物に対する愛情があるからこそ出来る仕事なんです。私は「動物が好き!」という信念に基づいて、最高の仕事に巡り会えましたが、これから進路を選ぶ皆さんは、たくさん悩んで少しずつ夢を具体的にしていければ良いと思います。
やりがいのあることや本当にやりたい仕事に巡り会うのは、難しいことですよね。私は、人生の中で大半を占める「働く」ということの中に「やりがい」を見つけられ、とても幸せだと思っています。絶対にこれだけは好きだ!という気持ちを大切に、前進してください。最初から何もかも上手くはいかないと思います。でも、数年後の自分の理想を描いて頑張って欲しいと思います。 

天職人データ
勤務形態: 8:00〜19:30
月4〜7日が休日(パークのオンシーズン・オフシーズンにより異なる)
休日の過ごし方・趣味: ゆっくり休んだり、買い物に行ったりもしますが、他社の動物園やふれあい施設などに遊びに行ったりもします。
収入: 充分満足しています。頑張って仕事をし、結果を残せばボーナスやトレーナー手当もいただけます。


アルマジロの後姿。パークではこんな珍しい様子も見ることができます。


フリスビーを披露するウィンちゃん。楽しそうにトレーニング中。


鋭い爪を持つ猛禽類を手に乗せる時は、必ずこのグローブを着用します。


ルアーというトレーニング道具のひとつ。ブンブン回して放り投げたルアーを鳥が足でキャッチします。


先輩スタッフは、仕事の上での良きアドバイザー!

 

天職人データ

6:00
起床
 
8:00
出勤
動物たちをトイレに連れていき、ゲージの掃除や餌やり。
 
10:00
開園
お客様が動物と触れあえるように接客。
 
12:00
パフォーマンスショー
ショーは土日祝のみ。 12:00と14:30の2公演。
 
14:00
トレーニング
ショーの無い平日は猛禽類のフライトトレーニングや犬のフリスビートレーニング。
 
18:00
閉園
掃除や夕方の餌やり、展示室からゲージに動物たちを戻します。
 
19:00
作業終了
スタッフミーティングを行います。それぞれの動物の体調や報告などをします。
 
19:30
帰社
 
20:00
帰宅
 
23:00
就寝

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