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TV・放送・通信業界>TV・放送>

カメラマン(TV・放送・通信業界)

信田将志さん1977年生
ショクギョウ:TVカメラマン/有限会社タイムリー
数々の“名場面”に出会いたくて

憧れのTVカメラマンの職に就くことができた信田さんですが、思いもよらなかったハプニングや緊張と勉強の毎日なのだとか。
たくさんの“名場面”に立ち会うことができるものの、「決定的瞬間を逃してはならない」という責任重大な仕事。時にはプレッシャーに押し潰されそうになったこともあるそうです。



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>>きっかけ
一度は諦めかけた。でも・・・
小さい頃からテレビが好きで、特にスポーツ中継はワクワクしながら見ていました。やっぱり、生のライブ感覚って興奮しますよね。そんな中継を見ているうちに、「いろんな名場面に出会える仕事」、「それをたくさんの人たちに伝える仕事」がしたいと思い、TVカメラマンという職業に憧れを抱くようになりました。
その反面、実際にカメラマンになるのは難しいだろうという思いもあったんです。当時はカメラマンの正社員を募集している会社が少なくて。だから短大時代はまったく違う職種への就職活動をしていました。そして、ある会社から内定をもらったんですけど・・・。
でも、夢を諦めきれなかった。求人誌でカメラマンの募集をしている会社を地道に探して、応募しました。結果は見事に合格。「アルバイトとして」だったんですけどね。 

>>こんな苦労も
アルバイトからのスタート
アルバイト時代は、まったくカメラを触らせてもらえませんでした。撮影に必要な機材を運んだり、細々とした雑用をこなしたり、いわゆるアシスタントですね。毎日、地味な仕事と勉強の繰り返しでした。先輩のカメラマンに「カメラのことだけではなく、照明や音声のことも含めて撮影全般の知識がなければカメラマンはつとまらない」と言われて。カメラマンは映像に関する全責任を負うわけだから、当然のことですけどね。
ツライ、キツイ仕事だということは予想していたので、大変だと思ったことはありません。もともとやりたい仕事でもあったし。
そして、2年間のアシスタント経験の後、正式に社員として採用されました。 

>>エピソード
憧れのカメラマンに・・・初仕事はスポーツ取材
人手が足りない、ということで任されたカメラマンとしての初仕事は、いきなり夢に見ていたスポーツ取材でした。甲子園球場での高校野球。
話を聞いた時は「ラッキー」と思ったけど、結果は散々でした。それまでに何度も何度も練習を繰り返してきたのに、いざ本番となると、「失敗できない」「いい画を撮らなければいけない」という責任感とプレッシャーで手が震えてしまって。カメラを触ると、その震えがカメラに伝わって映像が乱れてしまうぐらいに。いつの間にか、スタンドの大歓声も耳に入らなくなっていましたよ。 

>>やりがい
緊張の一瞬を逃さない
高校野球の決勝戦――最後の一球。その瞬間は緊張がピークに達していました。今まで戦い抜いてきた球児たち。でも、この一球ですべてが終わる。「数々の思いが込められたこの一球、この瞬間を絶対に逃すまい」と息を飲みました。たくさんの視聴者もテレビに釘付けになって、感動の瞬間を見たがっているはず。そう思うと、テレビ画面の向こう側の全視聴者が、まるで僕(の仕事ぶり)に注目しているかのような錯覚に陥ってしまって。もちろん緊張感もありましたけど、それよりも興奮で身震いが起こりました。「これだ!自分はこの瞬間のためにこれまでやってきたんだ」と思いましたね。 

>>職業について
番組は一人で作るものじゃない
はじめは、黙々と作業をする職人というイメージがありました。でも、やってみてわかったことは、意外とコミュニケーション能力が必要だということ。自分が意図する画を撮るためには、現場の様々な人たちの協力が不可欠。だから、積極的にコミュニケーションをとって、自分の意思を伝えなければいけないんです。ディレクターはディレクターで自分の考えがあるでしょうし、時には譲ることもあれば、時には譲れないこともある。そうやってお互いの意見を言い合いながら、皆で番組を作り上げていくんです。 

>>最後に
TVカメラマンの心得・・・継続力が喜びに結びつく
この業界に入ってきても、長続きしない後輩が多いですね。確かに、決して簡単な仕事ではありません。楽しいことは、年に1回ぐらいしかないんじゃないかな。でも、その1回がものすごく大きい職業だと思います。だって、全身が身震いするような喜びや感動が味わえるんだから。そんな瞬間に立ち会いたければ、何があっても続けることが大切です。そして、常に勉強をすること。この仕事を始めてもう10年になりますけど、自分はまだまだだな、と思っています。一生勉強し続けなければいけないかな。
あと、健康には気をつけています。特にケガをするとカメラをまわせないし、ロケにも出られなくなってしまいますから。 

天職人データ
勤務形態: 勤務時間、休日ともに不定。
休日の過ごし方・趣味: 休日は趣味のスポーツ観戦をすることが多い。
体が資本の仕事だけに、マッサージに通って普段の疲れを癒すことも肝心
収入: 月によって異なる。
仕事はハードだけど、やった分だけ返ってくる。


のぞきながらレンズのつまみでズームやピントを調節。


撮影する角度や場所によってはこのようなアングルで撮影することも。

 

天職人データ

10:00
出勤
プロ野球中継の日のスケジュール 会社に到着〜機材の準備。
 
11:00
現場へ
球場へ出発〜到着後、セッティング開始。
 
15:00
カメラ
チェック
生中継なので失敗は許されません。入念に機材をチェックして万全に備えます。
 
18:00
試合開始
約3時間、集中しながら撮影を続けます。
 
21:00
試合終了
撤収作業。いったん会社へ戻ります。
 
23:00
帰社
機材の手入れをすませ、ようやく帰宅。

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