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調理業界>バーテンダー>

バーテンダー(調理系)

中岡秀樹さん1973年生
ショクギョウ:バー・オーナー(バーテンダー)/BAR SIDEWAY
キャリアプロフィール:4年(独立して2年)
続けるのは難しいけれど、毎日が充実。

映像関係の仕事を経て、バーのオーナーに転身。アルコール類だけでなく、おつまみから軽食まですべて一人で作っています。バー経営を始めるのは比較的簡単ですが、続けるのは難しい。だけど、お客様と大好きな映像、レコード、雑貨に囲まれた毎日は、とても充実しています。



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>>きっかけ
サラリーマン→渡船員のはずが・・・・
私のバーテンダーとしての仕事歴は、ちょっとややこしいですよ(笑)。きっかけは20代にさかのぼります。20歳の時、映像関係の仕事をしていたのですが、自分なりに人生の節目を10年単位と考え、30歳になったらこの仕事を続けるか、辞めるかを決めようと思っていました。判断基準は、その時点で続ける基盤があるか、人生を賭けるモチベーションがあるか。答えはどちらも「ノー」でした。
「ボクにはちょっと限界やな…。映像は趣味だけにとどめとこう」
とまあ、それまでの仕事を完全にリセットし、私が向かった先は、以前、仕事で滞在して気に入った九州の小さな島。都会の喧噪から逃れて、ゆったりとした時のなかで過ごしてみたかったんです。そこで小型船舶の免許を取得し、今のバーテンダーとはほど遠い、渡船員になるつもりでした。
ところが、たまたま『シネマ・バー』を経営していた知人から「オレは店を廃業するつもりや。中身は全部、置いておくから、お前、やってみないか?」と言われたんです。
それは、お酒を飲みながら新作映画を宣伝しているバー。コレってある意味、チャンスですよね。本当なら、一から準備しなくちゃいけないのに、“元手ナシ”ですべてがそろっているんですから。そう、チャンスの女神に“後ろ髪”はないっ。
「おもしろそうやん!」と、飛びついたんですが、映画の知識は少なからずあるものの、お酒や料理のコトはまったく分からない。いくらコワイモノ知らずの私でも、“いきなり”では無謀です。結局、その店で2年間、お酒の種類やカクテルの作り方、料理などを覚えてから独立となったワケです。 

>>やりがい
口ベタから一気に話し好きに変身。
最大のネックだったのは、私が根っからの口ベタだったこと。特に初対面の人とは、ほとんど話せませんでした。でも、逆転からの発想と言えばいいのかな。あえて苦手な分野に挑戦したくなったんですよ。そうするうち、“慣れ”とは不思議なもので、だんだん人と話すのが楽しくなってきました。
だけど、調子に乗りすぎて、お客様のプライベートや、触れられたくない部分にまで立ち入ってしまったこともあります。以来、余計なことは一切言わないかわり、カウンターにいても常に目は店全体を見渡し、すべてのお客様が楽しく過ごせるように気を配っています。たとえば、どういう話題ならここで初めて出会ったお客様同士、盛り上がることができるのかといった、細かい部分まで神経を遣うようになりました。フツウの飲食店との違いは、たぶんこのあたりにあると思うんです。 

>>大切にしていること
店に自分の趣味を持ち込んで『My Room』に。
この仕事をしていて、一番大切にしていることは、お客様に「つまらかった」「来てソンした」と思われない場を提供することです。他店との差別化を図るため、「お酒が飲めない人も楽しめるバー」にしたのもその一つ。自宅から中学、高校時代に夢中で集めた、レコードやビデオ、音楽雑誌、ゲームなどを持ち込んで店に並べ、『My Room』を作っちゃいました。何と言っても私が経営者なんですから、好き放題…ですよ(笑)。因みに今は、'80〜'90年代の“テレビCM”をパソコンで編集して店内で流しています。どちらもなかなか好評で、ちょっと誇れる気分です。そして、お客様が笑顔で帰られる時や、次にまた来られる時に最高のやりがいを感じます。 

>>こんな苦労も
経営者はタイヘンです。だから楽しい。
実際、飲食業界はタイヘンです。店は簡単に出せるけど、立地条件や形態、集客方法などを考えると、維持するのはものすごく難しい。“深夜労働”なので体もキツイです。何より、ヒマな日が続けば辞めたくなりますよ。今はまだバー収入だけでは食べていけないので、昼間は派遣会社で管理の仕事をしています。
それでも2年間、続けてこられたのは独立した以上は、覚悟を決めて働かなきゃという意地だけ。店は今、ビルの3階、しかも奥まったところにありますが、将来は1階の路面店に移りたい。そして、お客様に楽しい時間と空間をいっぱい提供したいです。 

>>最後に
チャンスは逃さず、なんでも経験。
バーテンダーになりたい方にとって、私の話自体はそれほど参考にならないかもしれませんが、まったく興味のないことでも、チャンスがあればやってみるべきだと思います。もしかしたら、自分にとってそれが天職になるかもしれない。自分に向いていることと、したいことは違うかもしれないからです。短期のアルバイトをいっぱい経験するのもいい。私もアルバイトの数では負けませんよ。おかげで、それら仕事の裏側も知ることができました。たとえば、焼き肉店に勤めたら肉の種類や、販売ルートが分かります。学生のうちは単にお金を稼ぐためだけに、ダラダラと働くのはもったいない。経験から得るモノは大きいですよ! 

天職人データ
収入: 満足度は低い。安定するまで時間がかかる。最初の2〜3年はトントンか赤字も覚悟。
趣味: 店で役立つことを考える。今、80年代〜90年代のテレビCMをパソコンで編集中。
勤務時間: 平日18時入店、営業20時〜翌2時、土曜19時〜翌2時


作れるカクテルは多くはないが、お客様の要望にはできるだけこたえたい。


'80年〜'90年代のアイドルビデオ、レコードがいっぱい。


自分の趣味をお店に全部持ち込んでMy Roomを作った。


カウンター内は「自分のステージ」。お客様を楽しませるゾ!

 

天職人データ

18:00
入店
店の掃除、収集している、CDやレコードを整理したり、CMビデオなどの編集をしたりしています。時にはここになり古いビデオをお客様が持ってきてくださるのがうれしいです。
 
20:00
開店
お客様の応対。ドリンク、おつまみ、軽食を作ります。
 
2:00
閉店
後片づけをします。

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